糖尿病患者さんが運動を始めようと思ったら
運動が糖尿病患者さんにとって良い理由
糖尿病はからだの中でインスリンを作り出せない状態であったりその作用が不足していることで、血糖コントロールがしづらい、またはできない状態が続く病気です。
そのため、インスリン作用を補うための薬を必要とします。
運動は筋肉を動かすことによって、体内の糖や遊離脂肪酸をエネルギー源として利用するため、血糖コントロールなどの改善に役立ちます。(参考:e-ヘルスネット)
どんな運動がよいのでしょう
そうか!じゃあ運動しよう!!
となりましたか?👍
基本的に、糖尿病治療中のおすすめ運動は下記の2つです。
①食後1~2時間以内にウォーキングなどの有酸素運動
②筋力・筋肉量を増やす週2~3回の筋トレ
具体的な有酸素運動の頻度や強度、時間は
(頻度)週に150分以上を3回以上
(強度)中等度(ややきつい)の有酸素運動
(時間)20分以上
まあまあな運動量じゃない!?
そう。そのくらいできるとよいのです。
運動のハードルが。。。
でも、
私のクライアントさんの多くは、もともと運動習慣がありません。
そこで、いきなり「食後にしっかり運動して、筋トレもしてくださいね💜」
といわれても
「ムリでしょう。。。😢」
っという気持ちになって、やる気は上がらないので
「食事を食べ終わったら、すぐに片づけをしたり家事をしましょう。ゴロンとしないところからですよ!」
とおススメしています。
家事(掃除や片付け、買い物など)は「楽である」運動程度といわれています。
運動は続けることがとても重要です!
ぜひ、糖尿病治療中の方、血糖が気になるかた
つづけられる運動からでもまずはじめてみてくださいね!
次回「糖尿病と運動」シリーズは、運動の例です!